【自己肯定感】今スグできる簡単な「勇気づけ」は?アドラー心理学は難しくない!

「アドラー心理学、知ってるけど難しいんでしょ?」と言われることがあるのですが

理論を知らなくてもできる、一番カンタンな勇気づけがあります。

「勇気くじき」をやめることです。

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「勇気くじき」というのは、子どものやる気をなくさせる言葉や態度のこと。

ママが子どもにしがちな「勇気くじき」は、こちら。

(1)ダメ出しする

(2)出来たことだけ褒める

(3)友達や兄弟と比べる

(4)決めつける(いつも~する、また~する、どうせ~しない、など)

(5)失敗・原因を責める

(6)皮肉っぽい

思い当たること、ありますか?

わたしは、あります(笑)

「勇気くじき」というとピンときにくいかもしれませんが

「バカにされた」「やる気をくじかれた」「責められた」…なら、分かりますか?

そういえば、あの時先生に…親に…と、心に残る嫌な言葉、ダークな記憶、誰にでもあると思うんです。

相手に悪気がなかったとしても。

1回2回なら忘れちゃうでしょうけど、何度も何度も繰り返されると、心のしこりになります。

何か新しいことにチャレンジしようとした時…

ピンチに向き合う時…

この「勇気くじき」が、足かせになってしまうことがあるんですよね。

「勇気くじき」を1日1つやめること。

それが「勇気づけ」のはじまりです。

新しいことを覚えなくてもいいので、今スグできますよね!

●勇気づけ=子どもの自信とやる気を引き出すこと

●勇気くじき=子どもの自信とやる気を奪うこと

「わたし勇気くじきばっかりしてたかも~」というママ、落ち込まないでくださいね。

「勇気くじき」が多い人はいるけど、100%「勇気くじき」だけの人はいないですから。

1日1つ「勇気くじき」をやめれば、1ヶ月で30回も「勇気づけ」することになります。

子どもに自信とやる気を与えることになるんです。

ダメ出ししないと、やらないのでは・・・?

褒めてあげないと、やる気が出ないのでは・・?

もし、心のねっこで、こんな「不安」を感じるようなら、安心してくださいね。

あなたがダメ出ししたり、できたことを褒め讃えたりしなくても

子どもは、自分らしくスクスク成長する力をもっています。

子どもには、無限の可能性があるのです。

ただ、あなたが思うスピードではないし、あなたが期待する方向ではないかもしれません。

ただ、子どもにも、ママにも、みんなそれぞれに素敵なところがあり、可能性があります。

まだ見えていない可能性を信じることこそ信頼。「勇気づけ」の土台になっていきます。

何か特別なことをしなくても大丈夫。

1日1つ「勇気くじき」をやめて、子どもを1週間くらい観察してみてくださいね。

そして、「勇気くじき」をやめた自分に気づけたら、そのたびに自分を勇気づけてね。

↑コレが、とっても大事だと思います(^0^)/~